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個別記事の管理2016-08-19 (Fri)
advance8

「ふあーっ!息がつまる!空気!空気!」
ネールの頭をすぐに外して、大きく息を吸い込んだ。
あっつい!
ものすごい汗だ!
「イーサンは!?疲れてないの!?」
同じく隣でトンネの頭を外したイーサンに、あたしは言った。
イーサンも汗だくになっている。
「疲れたよ……君のように喋れる気力もないくらい……」
何それ、嫌味?
「ソフィア様!お疲れ!水持ってきたよ!イーサンも、はい!」
「ありがとう、ブロッサム……」
あたしたちはそれぞれ水の入ったペットボトルを受け取った。
「お疲れ様。二人とも休憩?」
そこへ、メイド服姿のローちゃんが現れた。
「うん!ローちゃんも?」
「ええ。」
ニコリと微笑むローちゃんは、とても可愛かった。
「ローちゃん、そのメイド服すごく似合っているよ。可愛い。」
「うふふ。ありがとう、ソフィア様。あなたもきっと似合うと思うわ。着てみる?」
「い、いいよ……あたしは……」
そんな丈の短いスカートを履く勇気はない……
「それよりも怪しい人物は?何も進展なし?」
「残念だけど何もないよ。」
ブロッサムが首を左右に振った。
ふぅ……あたしたちが潜入調査をしたところで何か意味があるのかな?
無駄に疲れるだけだし……
「ボルシチ。この後は13時半からのショーだ。」
「またショーか……疲れる……」
一番ショーが疲れるんだよねぇ。
お客さんに囲まれないだけましだけど。
「それまでに食事も済ませておいてくれ。」
「イーサンは平気なの?」
「平気なものか。もう何も喋りたくないほど無気力だ。」
お喋りなイーサンをそこまで言われるくらい、着ぐるみの中の人は大変だった。
なぜあたしたちが体を張ってまで、遊園地のキャラクターの着ぐるみを着ているかというと。
イトコのノアのところへある仕事が舞い込み、それをあたしとイーサンも手伝うことになったのだ。
その仕事の内容というのが、マジカルとネールランドの創設者であるエドガー・シモンズって人の警護だ。
この人、青年実業家ってやつらしくて、トネール村の出身なんだって。
故郷のためにトネールランドを作ったみたいなんだけど……
オープン100日目の今日。
とある人物がシモンズの命を奪うと予告してきた。
その名も怪人ストレイキャット。
初めて菊名である。
怪盗か何かの類いかと思って、ウィリアム達にも聞いたけど知っている人はいなかった。
イオンも知らないって。
エドガー・シモンズにも心当たりはないという。
あたしたちは何の手がかりも得られないまま、仕事に乗り込んだ。
あたしとイーサンはランドのキャラクター、トンネとネールの着ぐるみの中の人に。
ローちゃんは飲食店のウェイトレス。
この三人で主にランド内の調査をする。
イオンとノアは監視カメラを通して、全体の見張り。
ブロッサムはあたしやノアの所を行ったり来たりしている。
エドガー・シモンズ本人とも会ってみたけど、嫌な感じの人間でもなかった。
むしろミリアルの方が、嫌な感じなくらいだ。
そんな人がなぜ狙われているのか、あたしにはよくわからない。


いつぶりですかね。一応生きてます。
それにしても私は何を思ってこの名前を付けたのか。

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