個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2016-02-10 (Wed)
lead8-7 ハワード・スタンリー

彼はどこにでもいそうな、ごく普通の中年男性だった。
「あなた方ご夫婦は旅行でこちらへいらしたのですよね?」
「はい……休みが取れたので、久々に家内と二人で……と……。まさかこんなことに……」
外は大荒れだし、人が死ぬし。
最悪な出来事ばかりだ。
この人が犯人なのか……と、シャルロットは一人身構えていた。
「昨夜、あなたはずいぶん遅くまで食堂にいたようですが?」
「そうですね……。21時前に部屋へ戻った気がします。あのお嬢さんには申し訳ないことをしたと思っています。」
ソフィアのことを言っているようだった。
「あの亡くなられた男性が食堂へやって来て……それで私と妻も部屋へ戻りました。」
「その後は?」
「すぐに寝ました。年をとると、体がすぐに冷えるので……」
当然、自分が犯人だと示すようなことは言わない。
嘘をついているはずだ。
何かを隠しているはずだ。
……だが、どうやって問い詰めればいい?
気がつけば、彼から聞き出せる話はもう底を尽き、いつの間にか部屋からもいなくなっていた。
「ハワード・スタンリーも怪しい点はないですね……。ん?先生?どうかしましたか?」
ノーランがシャルロットの様子に気がつく。
「……いや……少し疲れただけだ……」
こんなにも寒いというのに、汗をかいていた。


8-6← →8-8
4周年記念ページへ
そうじ屋の愉快なお仕事

参加してます。押していただけると嬉しいです。
にほんブログ村 小説ブログ ファンタジー小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
Theme : 自作小説 * Genre : 小説・文学 * Category : そうじ屋の愉快なお仕事
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。