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個別記事の管理2016-02-20 (Sat)
lead8-16 レディ・カトレア

ついにこの女の番がやって来た。
二人の刑事は気が重たくて仕方がなかった。
シャルロットも、ミリアルの知人とわかってはいても苦手意識を持っていた。
「全く!いつまでこの私を待たせる気よ!?」
入ってくるなり、彼女は不満をぶつけてきた。
ノーランが何度も謝る羽目となる。
「私は夕食の後、談話室で彼とくつろいで部屋に戻ったわよ。……え?談話室に死んだ男?いたけど、それが何だって言うのよ?私たちにはなんの関係もないじゃない。あの男の方が先に出て行ったんだし。疑われる筋合いなんてないわ。全く……警察は本当使えないんだから……」
一騒ぎした挙げ句の果てにため息をつかれて、腹が立たないやつなんてどこにいるだろうか。
厄介なのが容疑者にいたもんだ。
「カトレアさん。そうは言っても、あなた方が犯人という可能性は十分にあるんですよ。人目を忍んで被害者の部屋へ赴き、殺害することだってできるでしょう?」
警部の言葉に、彼女は鼻で笑った。
「だったら怪しいのは私だけではなくてよ。全員のその可能性があるじゃない。」
「それはもちろん、その通りです……。しかし、あなたが愛人に彼の殺害を依頼したというのもまた、考えられなくはないと思いませんか?」
「彼が私の雇った殺し屋ですって?ハッ……何を言っているんだか。そんな動機はどこにもないじゃない。妄想も大概にして。疑うならもっと他に怪しい人がいるじゃない。」
呆れたように彼女は言う。
「ほぅ。誰のことです?」
「さぁね。それはあなたたちの仕事でしょう?どうして私が考えなくちゃいけないのよ。ねぇ、まだこんなこと続けるの?」
またヒステリックを起こされても困るので、仕方なく彼女を解放することにした。


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