個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
|
個別記事の管理2016-12-07 (Wed)


こうして数学の補習がスタートしたわけなのだが。
「やっべー! 全然わからねぇー!」
隣に激しく同意である。
私もだんだん頭が痛くなってきた。
「二人とも落ち着いて……。また始まったばかりだからね!?」
さすがの先生も、私たちのあまりのできの悪さに狼狽えている。
「野沢ってさぁ、意外と頭悪いんだな」
「城山君に言われたくないんだけど……」
私と共に補習を受けているのは、城山大地君。
クラスのムードメーカーである。
まさか、彼もあまり成績がよろしくないとは……
「……城山君って、内部進学だよね?」
内部進学、つまりは中学校も天の川学園ということだ。
「う、うるせーな! 何だよ、その目は! 成績の良し悪しに内部も外部も関係あるかよ! むしろ、外部進学のやつの方が頭いいんじゃねぇのか?」
「そ、そんなこと……ないし……」
恐らく、私の頭が悪いだけだろう。
「はいはい。外部も内部も関係ないから。手を動かして!」
先生に注意され、勉強できない者同士の醜い争いは中断された。
そしてそこから数十分、先生に教えられて数学の問題を解いた。
放課後ではあるが、定時国に鳴るようになっているチャイムの音が響き渡ったところで、今日の補習は終わり。
いくら霧谷先生の教え方が丁寧でわかりやすくとも、勉強が苦手な我々にとってはいっぱいいっぱいだ。
それだけ、終了したときの解放感は大きかった。
日が暮れそうだというのに、城山君は部活へ行くと言って、部室棟の前で別れた。
サッカー部だそうだ。
私は帰ろうかと思ったが、せっかくここまで来たんだし。と、そのまま中へ入った。



← →
TOPページへ

参加してます!よろしければ押してやって下さい!!

にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
Theme : 自作小説 * Genre : 小説・文学 * Category :
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。